エリザベス女王(96)が、バルモラル城で開催する伝統的な歓迎式典を中止した。女王は例年通り夏季休暇でスコットランドを訪れているが、健康状態の懸念が高まったため代わりに非公開で縮小したセレモニーを行うという。
エリザベス女王は7月末、毎年恒例の夏季休暇を過ごすためスコットランドのアバディーンシャーに所有するバルモラル城に到着した。
通常であれば、女王はバルモラル城の門でスコットランド王立連隊第5大隊バラクラヴァ中隊を視察する歓迎式典を行い、正式に滞在を開始するのが伝統だ。
英メディア『The Mirror』は現地時間7日、最近女王の健康状態への懸念が高まったため、今年の歓迎式典は中止したと報じた。女王はつい最近まで出席する予定だったが、イベントは非公開で小規模なものに変更したという。
同メディアの情報筋は「伝統的なバルモラルでの歓迎式は、通常女王のカレンダーに記されています」と述べ、このように続けた。
「女王は自分に会うために足を運んでくれる地元の人々に挨拶できることを、とても楽しんでおられます。伝統的な形で式典が行われないのは、非常に残念でなりません。」
そんな女王がイベントを中止したことに対し、