エリザベス女王(95)がスコットランドに所有するバルモラル城敷地内のコテージに、車椅子専用エレベーターが設置されたという。今年で即位70周年を迎えた女王は、今後は多くの時間をバルモラル城で過ごす計画とみられている。
エリザベス女王がスコットランドのアバディーンシャーに所有するバルモラル城は、毎年夏の休暇を王室メンバーとともに過ごす場所だ。森林に囲まれた壮大な敷地内には150もの建物があるが、その中でも女王のお気に入りが毎年4月と8月に滞在する“クレイゴワン・ロッジ(Craigowan Lodge)”というコテージだ。
7部屋の寝室がある石造りの建物で、バルモラル城からは1マイル(約1.6キロ)ほど離れた場所にある。1981年にはチャールズ皇太子と故ダイアナ妃がハネムーンで訪れた際に滞在した隠れ家的な存在だ。
現在のエリザベス女王はウィンザー城で生活しており、対面式の公務なども城内で行っている。しかし最近は杖をついて立つ姿が見られており、半年前から愛犬の散歩もできなくなったと報じられていた。
そんな女王が最近、クレイゴワン・ロッジに車椅子用のエレベーターを設置したことから、今後はスコットランドでより多くの時間を過ごすことになるだろうと考えられている。
英メディア『The Sun』によると、コテージにはすでに2万ポンド(約314万円)のエレベーターが取り付けられ、