このほどイギリス在住の男性が、73日も消費期限が過ぎた卵を目玉焼きにして食べるなどの動画をTikTokに投稿して話題になっている。この男性は食品ロスを減らすために期限がどのくらい過ぎても食べることができるのかを実験中だと言い、随時TikTokに報告しているのだ。『The Mirror』などが伝えた。
奇妙な動画投稿を行っているのは、英ロンドン東部フォレスト・ゲート在住のギャビン・レンさん(Gavin Wren、44)だ。2018年にロンドン大学シティ校で食料産業政策(Food Policy)の修士号を取得し、5年のフードライターとしての経験を持つギャビンさんは「私たちが無駄にしている食品の量に驚いたんです」と明かしており、食品ロスを減らすために賞味期限および消費期限以降も食べられるのかどうかを検証しているという。
基礎疾患は特にないというギャビンさんは、実験に用いる食品は冷蔵庫など規定通りの場所で保管している。「“見た目や匂いが大丈夫であれば食べる”という家庭で育ったので、鋼の胃になったのかもしれません」とギャビンさんは語っており、自身の消化器官が他の人よりも強い可能性があることを示唆した。
こうしたギャビンさんのバックグラウンドを考慮しても、実験の1つである消費期限が73日も過ぎた卵を食べても平気だったという動画のインパクトは大きかった。通常、卵は殻が付いたまま水の中に入れると、新鮮な卵は沈んでいくが腐っている場合には水面に浮かぶ。ギャビンさんはこれを利用し、今年2月から5月にかけて消費期限が切れた卵2個を毎日水に浮かべて腐っているかどうかの確認を行った。
そして消費期限が切れてから73日が経過した日、