エリザベス女王(96)の即位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」の記念式典の幕開け「トゥルーピング・ザ・カラー」が開催された。女王はバッキンガム宮殿のバルコニーに登場し、王室メンバーとともに英国空軍の祝賀飛行を見学した。
現地時間2日、エリザベス女王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」が開催された。女王は4月21日の誕生日をプライベートで祝福するため、毎年6月に公式誕生日として軍事パレードや祝砲などによる盛大な祝祭が行われる。
2020年と2021年はパンデミックのため、ウィンザー城の敷地内で縮小した式典が行われた。
今年は「トゥルーピング・ザ・カラー」を幕開けとし、女王の即位70周年の記念祭「プラチナ・ジュビリー」が4日間にわたり開催される特別な週末となる。
2日の午前には1200人以上の将校と兵士、240頭の王室師団の馬による、盛大な軍事パレードによる祝賀祭が開始された。数百人の陸軍音楽隊も参加し、アイリッシュガーズ第1大隊が率いるパレードに華を添えた。
通常であれば、女王と王室メンバーは馬車に乗ってパレードに参加するが、女王は最近歩行が困難であるため、