エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】川島明、MCの仕事が急増したワケ「僕は大根おろしになれればいい」

タレントのぺえが「それ(人に合わせること)は“寄り添っている”っていうことじゃないですか?」と応じると、「それが苦じゃない」と川島。「ゲストに笑ってもらえたり、観ている人に楽しんでもらえたらいい」と自身のスタンスに触れて「芸能界にはハンバーグも焼き肉も焼き魚もいるんですけど、僕は大根おろしになれればいいと思っている人間なんで。大根おろしを死ぬ前に食べたい人間はおらんやろなと思いながら頑張ってますけど」と思いを語ると、ぺえも「いい話。もう満足よ、素敵ね」と感じ入っていた。

ディスカッションに参加したぺえ

イベントにリモート出演した治部れんげさん(ジャーナリスト・東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)が「DE&I」の意味について説明したが、「ダイバーシティ」は性別、国籍、文化、年齢、性自認や性的嗜好、障がい、ライフスタイルなど多様な人が存在すること、「イクオリティ」は平等な機会が与えられること、「インクルージョン」は多様な人々や価値観を尊重し、違いを活かし合うことだという。川島の成功例も個性を尊重して違いを活かした結果としてこれに通ずるエピソードとも言えそうだ。

イベントには他に能條桃子さん(NO YOUTH NO JAPAN代表)、市川薫さん(P&Gジャパン合同会社 人事統括本部シニアディレクレクター)も出席。自身が失敗したエピソードを交えたり図解を活用しながら親しみやすく分かりやすい雰囲気でディスカッションした。最後に川島は「ちょっとモヤモヤしていた方も悩みの解決、もしくはヒントになる言葉があったと思う。正解はないからみんなで正解を作る、もしくはそれを追い求めていく作業だと思うので、これがきっかけになればという思いでお届けしました」とまとめた。同イベントはYouTubeでアーカイブ配信を公開中。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

P&G『ダイバーシティ・イクオリティ&インクルージョン』第2夜でディスカッションする出演者たち

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