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writer : momono

【海外発!Breaking News】満腹感を得られず食べ続けてしまう女性 -100キロのダイエットに成功(英)

いくら食べても満腹を感じることができず際限なく食事をとり、日常生活に支障をきたすまで太ってしまったイギリス在住の女性が、100キロのダイエットに成功した。それまで太った自分を見るのも嫌だったという女性だが、痩せて人生が変わったとその喜びを語っている。

英ウェスト・ヨークシャー州のウェイクフィールドに住むステイシー・ガスコインさん(Stacey Gascoyne、29)は、食べ放題のビュッフェに普段からよく通っていた。それ以外にも彼女の食生活は、カロリーの高い料理、甘いお菓子、そして食事と変わらない量の間食と太る要素しかないものであった。その結果、ステイシーさんの体重は159キロにまで膨れ上がってしまったが、彼女はいくら食べても満腹感を得ることができず、常に空腹だったという。

「私はこれまでの人生で、ずっと身体の大きな女の子として過ごしてきました。でもある日、パートナーのジョーダン(Jordan)と一緒に写っている写真を見て、あまりにも大きく膨らんでしまった自分にショックを受けたんです」とステイシーさんは当時の自分への悔しさを語る。

リーズ大学のニコラ・バックランド博士(Dr Nicola Buckland)の研究チームの報告では、一部の人々に満腹感反応が低い傾向が見られるそうだ。研究チームのジェームズ・スタッブス教授(Professor James Stubbs)によると、満腹感反応の低い人は食後の満足感が得られないため高脂肪食を好み、間食も多くなりがちだという。また食事内容も、身体への影響を考えず無計画に選んでしまう傾向があるとのことだ。

ステイシーさんには喘息の持病があり、吸入器なしでは動くことができなかった。また睡眠障害も患っており、娘を学校まで徒歩で送り届けるのも困難だった。ダイエットの必要性を感じたステイシーさんは、胃の上の方にバンドを巻いて胃を小さくする外科手術「胃バンディング術」も考えたという。

そして2019年4月、彼女の母親が「スリミング・ワールド(Slimming World)」という健康的な食事プランとサポートグループによる支援環境を提供することで肥満者の減量を助けることを目的とした団体の講習を受けると聞き、

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