子供たちの間で起こる“いじめ”は世界共通の問題のようだ。ところがイギリス在住の女性はいじめられていた幼少期を乗り越え、自分を磨くことに専念して昨年はミス・ワールドのイギリス大会で準優勝に輝いた。そして今年も同大会に出場し、優勝を目指すという。『The Mirror』などが伝えている。
英ランカシャーのスケルマーズデール出身でモデルとして活動しているジェシカ・アシュリー・ゲイゲンさん(Jessica Ashley Gagen、26)は現在、ミス・ワールドのイギリス代表を目指して日々自分磨きに励んでいる。ミス・ワールドといえば究極の美を競う世界的に最も注目されるミス・コンテストだが、彼女は昨年のイギリス代表選考大会で準優勝を収めていた。
美の代名詞とも言われるタイトルを獲得したジェシカさんだが、実は赤毛だったことから過去に壮絶ないじめを受けてきた。ちなみにフリー百科事典の『ウィキペディア』によると「古くからイギリス人の間には、赤毛の人に対する偏見があった」と書かれている。
中学生時代のジェシカさんはクラスメイトから殴られたり唾を吐きかけられたり、“赤毛”という理由だけで髪に火をつけられたこともあったそうだ。さらに学校のトイレで昼食を摂ることも度々あったという。
ジェシカさんにとっていじめられた経験はかなりのトラウマとなってしまったようだが、彼女はその経験が「自分をより強く成長させた」と話している。そして見た目でいじめられていた経験をバネにして、自分をより美しく見えるように努力を重ねてきた。
その後、