先月26日、交通事故で亡くなった36歳の女性の葬儀が執り行われた。しかし葬儀中に棺からノックの音が聞こえ、棺の蓋を開けてみると弱々しくも目を開ける女性の姿があった。女性は急いで病院に運ばれ治療を受けたが、回復することなく亡くなってしまったという。事故直後の女性はこん睡状態にあったとみられており、親族らは死亡宣告を行った病院に原因究明を求めている。『Metro』などが伝えた。
ペルー北西部ランバイエケ県で先月26日、ローザ・イザベル・セスペデス・カラカさん(Rosa Isabel Cespedes Callaca、36)の葬儀が執り行われた。ローザさんは前日25日に同県チクラーヨ市で交通事故に巻き込まれ、一緒に乗っていた甥たちは重傷を負い、義理の兄とローザさんは死亡を宣告された。
突然の訃報に悲しみに暮れた親族らは、木製の棺に入ったローザさんと別れの時を過ごしていた。そして埋葬するために数人が棺を持ち上げた時、中からノックするような奇妙な音を聞き全員が驚いて顔を見合わせた。勘違いかと思いながらも念のため恐る恐る棺の蓋を開けてみると、そこには弱々しくも目を開けるローザさんの姿があったのだ。
当時、葬儀に立ち会っていた墓地の管理人であるファン・セグンド・カホさん(Juan Segundo Cajo)は「彼女は目を開けており、汗をかいていました。私はすぐに事務所に戻って警察に連絡しました」とその状況を振り返っている。
ローザさんは意識を取り戻したものの脈が弱かったため、