7年の歳月を一緒に過ごしてきた愛犬が天国に旅立つという辛い経験をした飼い主が、立派な葬儀を挙げたことがアメリカで話題となっている。愛犬の顔を刺繍した大きな布を遺影として飾って芳名帳まで用意し、さらにはオンライン死亡記事まで掲載したという。愛犬への愛を感じる葬儀の様子を、『New York Post』などが伝えた。
米ペンシルベニア州アレンタウン在住の牧師、ティム・ベヴィル・ジュニアさん(Tim Beville Jr)の愛犬でパグの“デクスター(Dexter、7)”が先月27日、病気により旅立った。ティムさんはデクスターが生後9週の頃から一緒で、約7年間をともに過ごしてきたという。
そして今月5日、ティムさんが自身のFacebookにデクスターの葬儀を挙げたことを写真付きで報告した。その葬儀があまりにも立派だったことに多くの人が驚き、5.3万件を超える「いいね!」が寄せられ話題を呼んだ。
その葬儀会場には大きな布にデクスターの顔が刺繍され、遺影として天井から吊るされていた。遺影の真下に真っ白なサテン生地で装飾された小さな棺が置かれており、その周囲には花束がいくつも飾られている。
さらに棺の中で眠るデクスターは青いブランケットで包まれており、首輪には大きなリボンが取り付けられている。口元には、デクスターのお気に入りだったという青いぬいぐるみが置かれていた。
それだけでもかなり立派な葬儀だったことがうかがえるが、