ウィリアム王子がオーストラリアの救急隊員達とビデオ通話をして、同国を襲った大規模な洪水被害の話を聞いた。王子が公務をする写真が投稿された日はキャサリン妃との結婚11周年だったが、祝福メッセージなどは公開されなかった。
ケンブリッジ公爵夫妻の公式ツイッターが現地時間4月29日、ウィリアム王子がオーストラリアの救急隊員や地域リーダー達とビデオ通話を行う写真を公開した。
この日は王子とキャサリン妃が結婚11周年を迎えたが、記念日を祝う写真やメッセージは公開されなかった。昨年の結婚10周年記念日には、夫妻の最新のツーショットを公開して祝福していた。
このほど『Daily Mail Online』などが公開した映像では、4月28日に王子が現地の人々とビデオ通話をし、ここ数か月間オーストラリアのニューサウスウェールズ州と周辺地域を襲った大規模な洪水による影響について直接話をきいている様子がある。
オーストラリアでは今年2月から観測史上最悪といわれる記録的な豪雨に見舞われ、各地で大規模な洪水が発生した。これにより多くの死者が出たほか、浸水や停電、町が水没するなど大きな被害が相次いでいる。
王子は洪水の規模に衝撃を受け、「あなた方が耐えてきた降水量の多さには、驚くばかりだ」と述べた。
現地の国家緊急事態管理局のアシュリー・スラップ司令官は「チームは驚異的に優秀だった」と救急隊員達の活躍を称え、