「幼い頃から大家族に憧れていた」と語るイギリス在住の女性は昨年、50歳で第1子を出産した。長年にわたる不妊治療と体外受精の失敗を経験したのち、ついに我が子を抱くことができた女性は、自らの経験をシェアすることで同じ悩みを持つ人の希望になればと話している。『The Mirror』が伝えた。
英ランカシャー州チョーリーに暮らすクリスティン・ボアマさん(Christine Boama、51)は昨年5月、第1子であるプレシャスちゃん(Precious、1)を出産した。
幼い頃から大家族に憧れていたクリスティンさんは、何年にもわたる不妊治療と体外受精の失敗を経験し、50歳でやっと子宝に恵まれたという。
「私は大家族のなかで育ちました。母は9人きょうだいで、叔母のひとりには6人の娘がいます。そんな賑やかな環境にいたので『大人になったらこんな家庭を築きたい』と思うようになったんです。私は健康だし、きっといい母親になれると。あとはいい人に巡り会うことができれば…と思っていました。」
「30代になって友人や同僚が次々に家庭を持つ姿を目の当たりにすると、赤ちゃんへの思いが募る一方でした。何よりも子供が欲しいという気持ちでいっぱいでしたが、『その時が来れば授かることができる。きっとすべてが上手く行くから大丈夫』と自分に言い聞かせていました。」
そう振り返ったクリスティンさんは2012年、41歳の時に現在の夫であるデイヴィッドさん(David、50)と出会った。
翌2013年に結婚式を挙げた彼女は、1年以内に妊娠すると信じていたが、