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writer : tinsight-hanako

【海外発!Breaking News】亡き夫の子供を望む妻、書類不備で凍結精子が使えず裁判へ(英)

亡き夫の凍結精子を使って体外受精を希望するイギリス在住の女性が苦境に立たされている。脳腫瘍のため2年前に他界した夫の子供が欲しいと望んでいる妻が凍結していた精子の使用を求めたところ書類の不備が判明し、体外受精を行うには裁判が必要だと告げられたという。『The Daily Star』『The Mirror』などが伝えている。

英ノーサンプトンシャーのブラックリーに住むジェイド・ペインさん(Jade Payne、35)は2019年12月、最愛の夫ダニエルさん(Daniel、当時35)を脳腫瘍で亡くした。

以前から体外受精を計画していたジェイドさん夫妻だったが、このほど凍結保存中であるダニエルさんの精子の使用を希望したところ、書類に不備があるという理由で拒否されたという。

その結果を受け悲しみに暮れているジェイドさんは、これまでの経緯をこう語っている。

「私たちはずっと子供が欲しいと思っていました。ダニエルは2006年から脳腫瘍(グレード2の星細胞腫)を抱えていて、2010年には精巣がんを患ったため不妊治療院「TFP Oxford Fertility」で精子を凍結することにしたんです。2014年には体外受精を始めるための紹介状をもらいましたが、2016年に脳腫瘍が悪化して手術を受けたため生活に支障が出てしまい、実際に手続きを開始したのは2018年の終わり頃でした。彼の脳腫瘍は悪性度が高く成長が早かったので、どのくらいの時間が残されているのか、十分な時間があるのか分からなくて。なので手続きを早めて子供と過ごす時間を持てたら…と思っていましたが結局叶いませんでした。」

「2019年7月にオックスフォードのジョン・ラドクリフ病院(John Radcliffe Hospital)でNHS(国民保険サービス)の体外受精プログラムに申し込みをして、10月に確認の電話がありましたがダニエルはすでに末期の状態で、精神的にも不安定だったため実現することはありませんでした。でもスタッフが『資金援助は60か月間続くから、時期が来たら連絡して』と言ってくれたんです。」

そしてこのほど体外受精の手続きを再開しようと「TFP Oxford Fertility」にダニエルさんの凍結精子の使用を求めたジェイドさんだったが、

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