このほどアメリカで、燃え盛る住居の2階に今にも炎に飲み込まれそうな犬がいた。犬は地上にいる救助者の呼びかけで、窓から決死のジャンプをして命を取り止めたという。『New York Post』『FOX News』などが伝えている。
米ペンシルベニア州バークス郡フリートウッドのある住居で現地時間27日午前8時頃、地元の消防署に火災が発生していると通報があった。同時刻にたまたま現場近くを車で走行していた映像作家のジャスティン・スタインメッツさん(Justin Steinmetz、40)は火事に気づき、車を降りて持っていたビデオカメラで撮影しながら現場に向かうと、2人の男性が犬を救おうとしていたという。
ジャスティンさんの動画には2階の窓から顔を出して悲痛な鳴き声をあげている犬が捉えられており、今にも炎に飲み込まれそうになっている。犬は火災が起きた住居で飼われている“チャーリー(Charlie)”という雄の犬で、チャーリーは煙を吸い込んでしまったせいか口から白い煙を吐きながら鳴いていた。
その下には近所に住む男性2人がチャーリーを救おうと必死になっていた。男性はチャーリーに向かって「来るんだ! チャーリー! こっちに来い」と叫び、