冬は暖房器具を使う機会が多いため火事には十分気を付けなければならないが、このほどイギリスで火事から救助されたカメが、原因が自分にあるにもかかわらず反省の色が見られない表情をしたことが話題になっている。『Fox News』『New York Post』などが伝えた。
今月25日のクリスマスの午後4時半頃、英エセックス郡グレート・ダンモウのある住居で火災報知機が鳴り響き、煙があがっていると消防署に緊急通報が入った。消防隊はすぐに現場に駆けつけ、通報から25分後の午後5時頃には全て火を消し終え、部屋の中から1匹のカメが救助された。
消火にあたったグレート・ダンモウ消防署の発表によると、住人は留守で家にいた45歳のカメがスイッチの入っていた赤外線ランプを自らの寝床に倒し、そこから発火して火事が起きてしまったそうだ。しかしこの火事が注目されたのは、消防隊に救助された時に不機嫌な表情をしたカメにあったようだ。
このカメの写真がエセックス郡レスキューサービス(Essex County Fire and Rescue Service)のFacebookに投稿され、「このカメは怒っているように見えるかもしれませんが、この日は彼にとって幸運な日だった」と記されると、ユーザーから次のような意見が寄せられた。
「多分、このカメに赤外線ランプは暑すぎたんだろうね」
「このカメは、自分の悪事を最後まで実行できなかったから、こんな顔しているんだよ」
「僕の兄弟も同じ目にあったよ。カメは自分の寝床を山のように盛り上げ、そこに赤外線ランプが触れてしまったんだ。幸い火事にはならなかったけどね」
実際にこのカメの心情は分からないが、