海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】飼い主が熟睡中に火災発生 叩き起こして命を救った猫(北アイルランド)

飼い主にふりかかる災難を犬が救うという出来事はたびたび耳にするが、このほど猫が飼い主を火災から救ったというニュースが北アイルランドから飛び込んできた。『real fix』『Express.co.uk』などが伝えている。

北アイルランドのベルファストに暮らすシャロン・ケーンさん(48歳)は今年1月、九死に一生を得た。シャロンさんの命を救ったのは、普段からとても可愛がっている飼い猫“プリンス・オジー”(6歳)だった。

いつものように寝室で眠りについたシャロンさんは1月5日の朝5時頃、プリンス・オジーに起こされた。プリンス・オジーは何度もシャロンさんの顔を前足で叩いていたようで、深い眠りに落ちていたシャロンさんはようやく目を覚まし、緊急事態を悟った。

アパート階下で火災が発生し、シャロンさんの部屋にまで黒い煙が立ち込めたのだ。一気に気分が悪くなったものの、シャロンさんはなんとか体をひきずって窓を開け、救急車や消防車が到着するまで窓に白いスカーフを目印に吊るしてSOSを知らせた。

危機一髪のところで助かったシャロンさんだが煙を吸引しており、翌日に病院で治療を受け数日間は咳に悩まされたという。しかしこの窮地を救ってくれた飼い猫プリンス・オジーには感謝の言葉もないようだ。当時の様子をシャロンさんはこのように話した。

「あの日、私は肺感染症にかかっていたので強い薬を飲んで熟睡していました。プリンス・オジーが私の顔をピタピタと叩いていることに気付いた時も、半分眠りながら『止めなさい』と言っていたのですが、プリンス・オジーは私を叩くことを止めず、ようやく気付いた時には火災の煙が部屋中に満ちていたのです。もし飼い猫が知らせ続けてくれなければ、私は煙で窒息死していたことでしょう。プリンス・オジーはその名の通り、オジー・オズボーンのようにちょっと変わっているところもありますが、とても頭のいい猫で可愛くて仕方ないのです。私はすっかり借りができてしまいました。」

シャロンさんは、

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