2019年に総務省から衛星基幹放送事業者の認定を受け、2022年3月21日に開局する「BSよしもと」(265ch・無料放送)。同日昼12時からは開局を記念して特別番組『Cheeky’s a GoGoGo!』が生放送される。同番組のメインMCを和牛と共に務める東野幸治は自身のラジオ番組で、テレビ業界が衰退傾向と言われているなかでの開局に「大丈夫なのか」と懸念を示している。
「BSよしもと」は地方創生をコンセプトに開局、全国各地で活動するYouTuber、映像ディレクター、記者、住民と吉本興業グループが力を合わせて、地域の魅力やその地方ならではのニュースなどを伝えていく。6時間の開局特別番組にはスペシャルゲストとして西川きよしを迎え、通常放送の『Cheeky’s a GoGo!』各曜日のレギュラー出演者、全国47都道府県の“住みます芸人”もスタジオに集結。それを和牛と共に東野幸治が仕切るわけだが、18日深夜放送の『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)で「こんだけ世の中が、開局に湧いてないって思わなかった」と愚痴をこぼした。
東野曰く、特に大阪の吉本では「開局、開局、開局…」と忙しくしているが、街を歩いていても誰一人「BSよしもと」について話しているのを聞いたことがないという。東野は2000年12月に放送を開始したBSフジの開局特番にも出演した経験があることから、当時と異なる世間の冷めた空気に「BSよしもとは大丈夫かな」と一抹の不安を感じているようだ。最初は物珍しさから見てくれる人も多いだろうが、