参加者には人気女性レゲエ歌手クイーン・アイフリカ(Queen Ifrica)やLGBT活動家で詩人のステイシー・アン・チン(Stacey Ann Chin)らの姿も見られた。
英メディア『The Independent』によると、人権擁護家のオパール・アディサさん(Opal Adisa)がウィリアム王子夫妻は自身の先祖の苦しみから直接的に利益を受けていると話したという。
「王室に今も引き継がれている贅沢なライフスタイルや無料で世界中を飛び回る生活は、私の祖父母やその先祖達が流してきた血と汗と涙による賜物なのです。」
こういった抗議運動が起こったにもかかわらず、到着後にキングストンのトレンチタウンを訪問した夫妻は住民達から熱い歓迎を受けた。
さらに夫妻は、伝説のレゲエ歌手ボブ・マーリーの生家で現在は博物館である「トレンチタウン・カルチャー・ヤード・アンド・ミュージアム(Trench Town Culture Yard and Museum)」を訪問。集まった群衆から「ウィ・ラブ・ユー!(愛してる!)」の大合唱が始まり、夫妻は人々と握手を交わしていた。
この日2人は、キングストン出身でマンチェスター・シティFC所属のラヒーム・スターリング選手と対面し、ウィリアム王子は地元の選手達によるサッカー試合に参加した。この他にも、2022年冬季オリンピックに出場したジャマイカのボブスレーチームとも対面している。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年3月23日付Instagram「What an incredible day at Trench Town – the birthplace of reggae music in the heart of Kingston」、2022年3月22日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)