イギリス在住の9歳の少女が、学校周辺の交通マナーを改善するための活動を始めた。少女が通う学校周辺では以前から駐車違反やスピード違反の車が多く、少女の両親は過去2年半にわたって悪質なドライバーに声をかけてきたという。しかしマナー違反者は一向に減ることはなく、自ら問題を解決しようと思ったそうだ。少女の両親は、すべての子供たちやドライバーにとってより安全な環境を作ろうとしている娘の姿を「とても誇りに思う」と語っている。『The Mirror』『KentOnline』などが伝えた。
英ケント州トウィッドールで暮らすアンドロメダ・ジョセフさん(Andromeda Joseph、9)は先月、学校周辺の駐車マナーを改善するための取り組みを始めた。
アンドロメダさんが通うトーマス・オブ・カンタベリー小学校(St Thomas of Canterbury Primary School)の正門前には以前から駐車マナーの悪い車やスピード違反の車が多く、彼女の両親はこれまで2年半にわたって悪質なドライバーに声をかけてきたという。
母親のヘマさん(Hema、39)は、学校の周辺環境についてこのように語っている。
「この学校は交通量が多い道路に面していて、すぐ向かいにも別の学校があります。なので送迎の時間にはたくさんの車が停まっていて、片側一車線しか通行できなくなるのです。学校は定期的に『運転に気をつけて』という内容のメールを送っていますし、マナー違反の車の写真を自治体に送るようにも呼びかけています。駐車禁止の場所に車が停まっていると対向車線が見えないし、人通りも多い道路なのでとても危険です。」
「私はこの2年半、夫と一緒に駐車違反のドライバーに声をかけたり、写真を撮ってメドウェイ協議会に報告することもありました。協議会がどのような対応をしたのかは分かりませんが、このことは未だに定期的に問題になっています。交通監視員を何度か見かけることはありましたが、それでも状況は変わりません。危険な駐車を繰り返す人に警告や罰金を科すことができれば阻止できるかもしれませんね。」
また今年の1月14日には、