このように続けた。

「医師には『一度バージャー病を発症すると完治は難しく治療法もない。今は手術で指を切断するのではなく、腐り落ちるのを自然に待つほうがいいだろう』と言われました。また症状を抑えたり病気の進行を防ぐためには一刻も早く禁煙が必要で、断腸の思いでたばこを止めたのです。タバコは私の不安を解消し痛みを和らげる効果があったため、禁煙は決して楽ではありませんでした。」

なおメリンダさんは自身の右手の写真を公開しており、その中には人差し指、中指、薬指の先が黒く変色し、黄色い膿が出ているものもある。今後は壊死が広がり病気が進行する可能性もあるそうで、「不安で落ち込み、自尊心が低い状態が続いています。これまでにどれだけ涙を流し、痛みに耐え、強さを求められてきたか…。今は私の人生の中で最も困難な時でしょうね」と述べると、次のように注意喚起した。

「私がアドバイスできることはタバコに手を出さないことです。タバコは健康にも良くないし、魅力的ではないでしょう。」

ちなみに2019年には、30年間タバコを吸い続けた男性の肺の映像が公開され、医師らは「それでもタバコを吸いますか？」と訴えた。男性は脳死後、移植待機患者のために肺が摘出されたものの、黒ずんでいて移植ができなかったという。

画像2～5枚目は『The Mirror　2022年3月17日付「Woman’s fingers turn black and are close to falling off after years of smoking」（Image: Credit: Pen News/Melinda Jansen van Vuuren）』『The Sun　2022年3月16日付「MY HORROR My fingers have turned black and could FALL OFF after years of smoking」（Credit: Pen News/Melinda Jansen van Vuuren）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）