子供が夜遅くまでスマートフォンをいじってSNSに時間を費やすことに頭を悩ませる親は多いだろうが、フランス在住のある父親も同じだった。我が子のスマホ依存をやめさせたかった父親は、一定の時間インターネットの通信を遮断することにしたが、誤って町全体のインターネットを遮断してしまったという。『New York Post』『ANFR』などが伝えている。
フランス国内の全ての無線周波数を管理する「Agence Nationaledes Fréquences(ANFR)」が今月8日、苦情調査の結果を発表したところその内容に注目が集まった。苦情は主にフランス南西部の小さな町メッサンジュから寄せられており、毎日のように深夜を過ぎる頃になるとインターネットやスマートフォンの通信が遮断されてしまうというものだった。
ANFRの調査員が原因究明のために調査を進めたところ、通信を妨害する信号が発せられていることを突き止めた。そして無線方向探知機やポータブル受信機などで妨害信号の発信元を探知していくと、メッサンジュの隣町にある海岸沿いの一軒家に辿り着いたそうだ。
調査員がその家の住人に事情を聴くと、一家の父親が通信妨害装置を使用していたことが判明した。父親の話によると、