赤い血痕のようなシミの付いた布と一緒に木製の十字架が出てきた。
箱を開けた男性はすぐさま布と十字架を箱に戻してスーツケースにしまい込んだが、その動画にはこのような言葉が添えてあった。
「オークションで家を買ったんですが、屋根裏に古いスーツケースがあったんです。ところがその中身というのがちょっと不穏な感じなんで…。なんだか焼け焦げた人の形をした彫刻と埃を被ったテディベア、そして(ビニール袋で)梱包された箱が入っていました。最初は『2冊目の聖書でも入ってるのかな…』なんて思ったんですが、一体これは何なんでしょう? どなたか知っている人はいますか?」
カップルがさらに調べてみると、屋根裏の壁にあるブロックが一部欠損してできた穴の中からいくつもの不思議な道具が入った箱と古い鏡、そして焼け跡のある古い写真が見つかった。写真はかつてこの家に住んでいたと思われる家族の集合写真のようだが、なぜか1人の男性の両目が針のようなもので穴があけられていたのだ。
この動画を見た人たちも背筋が凍る思いをしたようで、「生きた心地がしない。これは呪いだよ」「今すぐ引っ越した方がいいよ」といった声があがった。一方で「前の住人がふざけて置いていったのか、何か間違いがあったのかも」といった意見もあり、これに対してカップルは「本当にそうだと願いたい」と返している。
ちなみにカップルはこの家をオークションで競り落として購入する際、書類に十分目を通さなかったうえに現物を見ずに購入したという。当初は不気味な発見が相次いだせいで中古住宅の購入を後悔していた2人だったが、その後もリフォームは続けているようだ。
画像は『GeeBeeTV 2022年1月24日付TikTok「We found an abandoned suitcase in the attic…」、2022年2月6日付TikTok「To summarise」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)