ヘンリー王子とメーガン妃が、カルチャー分野で活躍した有色人種を称える「NAACPイメージ・アワード（NAACP Image Awards）」の特別賞「プレジデント賞」を受賞した。授賞式で夫妻は、黒人デザイナーによる衣装を着てステージに登場。当日来場していたメーガン妃の母ドリアさんもステージに上がり、母娘が並んで写真撮影を行う場面も見られた。

現地時間26日、米ロサンゼルスにあるパサデナ・シビック・オーディトリアムで2022年「NAACPイメージ・アワード（NAACP Image Awards）」授賞式が開催された。

同授賞式は全米黒人地位向上協会（NAACP）が毎年恒例で行う、テレビや映画、音楽、文学などのカルチャー分野における有色人種の功績を称えるものだ。

今年の授賞式では、特別な功績と優れた公的サービスを行った人物に贈る「プレジデント賞」がヘンリー王子とメーガン妃に授与された。夫妻は米テキサス州の女性保護施設の支援やワクチンの公平性の促進、地球救済センター設立などの活動が評価された。

授賞式会場ではヘンリー王子とメーガン妃が共に黒人デザイナーによる衣装でステージに登場し、受賞スピーチを行った。

ヘンリー王子は「オズワルド・ ボーテング（Ozwald Boateng）」によるタキシードに黒い蝶ネクタイをつけた姿で、メーガン妃は「クリストファー・ジョン・ロジャーズ （Christopher John Rogers）」によるカスタムメイドのロングドレスを着用。ブルーのドレスは片方の肩を見せるアシメトリーなネックラインと、太腿まで入った深いスリットが印象的なデザインだ。

マイクの前に立ったヘンリー王子は「私の生い立ちは、この素晴らしい妻とは全く異なりますが、私達の人生はある理由によって結びついたと言っても良いでしょう」と語り、