ブラッド・ピットが共同で購入したブドウ園の売却をめぐり、元妻アンジェリーナ・ジョリーを提訴した。2人は交際中だった2008年にブドウ園の所有会社の支配権を購入したが、昨年アンジェリーナが所有する株式をロシアの億万長者が経営する高級ワイン会社に売却していた。
米メディア『TMZ』によると、アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットと所有するブドウ園の株式を密かに売却したため、ブラッドがその取引を取り消すように法的書類を提出したという。
同メディアが入手した文書によれば、ブラッドとアンジェリーナは2008年に南フランスのプロヴァンス地方にブドウ園を所有する会社「シャトー・ミラヴァル(Chateau Miraval SA)」の支配権を購入した。
ブラッドはアンジェリーナが2840万ドル(約33億円)の購入価格の40%を支払ったことを認めたものの、自身が長年にわたりブドウ園に多大な資金と時間を投資したと主張。アンジェリーナは2013年までブドウ園での仕事に関わっておらず、ブラッドが1人でビジネスを成功させたと述べている。
株式の売却については、お互いが相手の同意なしに自分の持ち分を売らないことに合意していたという。
2人は2014年にこの土地で結婚式を挙げたが、2016年にはアンジェリーナがブラッドとの離婚を申請した。昨年7月にはアンジェリーナが裁判所に出廷し、自身が所有する株式を匿名の人物に売却することで合意に達したと裁判官に告げていた。
これに対しブラッドは同年9月、アンジェリーナが売却を進めることに合意したが、