1月5日、昨年はパンデミックの影響で中止となっていた毎年恒例の伝統行事であるパレードがスペインで開催された。多くの人が沿道で華やかな演出を楽しんでいたが、パレードに参加していたシロクマの着ぐるみが残念な姿で歩く姿が捉えられ、多くの人の笑いを誘った。『Olive Press』などが伝えている。
スペインで行われたこのパレードは「東方三賢者のパレード(Three Kings Parade)」と呼ばれており、毎年恒例の伝統行事である。東方三賢者は新約聖書に登場し、イエス・キリストの誕生時に東方からお祝いに駆けつけたとされている。
毎年1月6日はこれをお祝いするためにスペインでは祝日扱いとなって家族や恋人、友人同士でプレゼントを交換するが、前日の1月5日は前夜祭として東方三賢者のパレードが行われる。昨年はパンデミックの影響でこのパレードは中止となってしまったため、今年の開催を多くの人が待ちわびていた。そして今月5日のパレード当日には華やかなパレード車が現れ、沿道に詰めかけた多くの人が久しぶりのお祝いを楽しんだ。
パレードではテーマに合わせて着ぐるみも歩いていたが、そのなかでシロクマの着ぐるみが注目を集めた。シロクマの着ぐるみは手足が動かせるようになっており、やや長い首の上につぶらな瞳がついた大きめの顔が設置された可愛らしい容貌だった。しかし歩いていたシロクマのうち1体が、