「こんにちは。このタンポンの横に記載されているコードは何を表しているのですか? 今、93452080N2と書かれた黄色のレギュラーサイズのタンポンを持っています。これで製造日が分かりますか? 彼氏のところでこれを見つけて調査中なんです。よろしくお願いします」とメッセージを送った。
そして「Tampax」の担当者であるグレイスさん(Grace)から丁寧な返事が届いた。グレイスさんによると、ルイスさんが尋ねたコードは製造年月日を示すもので、「93452080N2」は2019年12月11日に製造されたものだという。
さらにグレイスさんはメッセージの中で「必要な情報だと思うから」と付け加え、タンポンに使用期限はないが品質保持期限は5年と決まっていることを細やかに説明しており、最後は「この情報が役に立つことを祈っています。ご連絡をいただきありがとうございました! ご質問があれば気軽にご連絡ください」と締めくくられていた。
タンポンの製造年月日はフィンさんが入居した日よりもずっと前のことだったので、前に住んでいた女子大生が置いていったものに違いないとフィンさんは結論付けた。フィンさんが浮気していないことがはっきりし、ルイスさんは大満足の様子だった。
製造会社にまで調査をするルイスさんの徹底的なやり方には多くの人が驚いており、一連の流れを説明した動画には今月7日の時点で47万件以上の「いいね」が寄せられた。コメント欄には「これはすごいな」「努力が凄まじい」「ルイスさんが天才的なのかサイコパスなのかよく分からない…」などといった声が届いている。
またルイスさんの質問に回答したグレイスさんに対しても、「対応が素晴らしい」「グレイスさんのお給料は上げるべき」「『Tampax』のカスタマーサービスは満点だ」など称賛の声が続出した。
ちなみに後の投稿でルイスさんは今回の調査を「冗談でやっていた」と明かしており、グレイスさんから返信が来た時はフィンさんと一緒に笑っていたそうだ。
画像は『Lois Saunders 2021年7月24日付Instagram「Sad because of the rain, or the company?」』『Lois Sa 2022年1月3日付TikTok「#tampax had my back」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)