昨年12月30日、英国で最も小さい赤ちゃんがスコットランドで誕生した。予定日より3か月半ほど早く生まれた女の子の体重はわずか325グラムで、これまで最も小さいとされていた赤ちゃんの体重340グラムを下回ったという。医師からは「助かる可能性は20%」と告げられるも順調に成長しており、1週間ほどで体重が25グラム増加したそうだ。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。
スコットランドのイースト・エアシャー、ニューミルンズに暮らすエリー・パトンさん(Ellie Paton、17)は昨年12月30日、予定日より3か月半ほど早く帝王切開により娘のハンナちゃん(Hanna)を出産した。
妊娠25週で生まれたハンナちゃんの出生体重はわずか325グラムで、2003年に340グラムで誕生したアリーヤ・ハートちゃん(Aaliyah Hart)の記録を下回り、英国で最も小さく生まれた赤ちゃんとなった。
エリーさんは妊娠から出産に至るまでをこう振り返っている。
「妊娠20週目の検診で胎盤から十分な栄養が届いていないと医師に告げられ、お腹の赤ちゃんが苦しんでいることが分かりました。数週間は経過観察ということでしたが、12月29日に胃痛で気分が悪くなってキルマーノックにあるクロスハウス大学病院(University Hospital Crosshouse)に運ばれました。そこで子癇前症と診断されて、このままだと血圧が上がり肝臓や腎臓にダメージを与える恐れがあり、最悪の場合は死に至ることもあると。すぐにグラスゴーのクイーン・エリザベス大学病院(Queen Elizabeth University Hospital)に搬送されたのですが、25週で出産する以外に方法はないと言われました。」
またパートナーのブランドン・スティブルズさん(Brandon Stibbles、21)は、