子供を持つママやパパであれば、我が子が誕生した感動の瞬間は忘れることができないだろう。それが早産ともなれば安堵の気持ちが加わりいっそう心に残ると思われるが、このほどアメリカで妊娠6か月目で元気に生まれてきた超低出生体重児が話題になっている。『New York Post』『KCCI.com』などが伝えた。
米アイオワ州デモイン在住のジョーダン・モローさん(Jordan Morrow)とイロン・スマートさん(Ellonn Smartt)の間に先月11日、赤ちゃんが誕生した。ジェイデン・ウェスリー・マロー(Jaden Wesley Morrow)と名付けられた男の子はイロンさんが妊娠23週の時に生まれ、体重が13オンス(約369グラム)しかない超低出生体重児だった。
イロンさんは出産当日、いつも通りに仕事に行き、帰宅する際に買い物をして自宅に戻った。そしてパートナーのジョーダンさんに「なんだか今日、生まれそうな気がするの」と話したそうが、その10分後にまだ妊娠23週の身にもかかわらず破水してしまったのだ。
ジョーダンさんは、すぐにイロンさんをブランク小児病院(Blank Children’s Hospital)へ連れて行った。その時、3歳になる息子のエリヤ君(Elijah)は「ママ、大丈夫だよ。全部うまく行くから」とイロンさんを勇気づけていたそうだ。
妊娠23週になると胎児はほぼ新生児の身体に近いと言われるが、それでも完全な状態ではないため、イロンさんは医師の判断により帝王切開で出産することになった。そして生まれた瞬間、