海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】369グラムの赤ちゃん、元気に産声をあげて誕生(米)<動画あり>

ジェイデン君は369グラムという小さな身体で両腕を動かし、自分の肺で呼吸して産声をあげ、母乳を口にしようとした。

妊娠37週以前で誕生した赤ちゃんは長期の入院が必要であることが多く、健康上の問題や疾患を持っていることも少なくない。またユニバーシティ・オブ・ユタ・ヘルスによると、妊娠24週以前に生まれる赤ちゃんの生存率は約50パーセント未満で、生存できたとしても健康に問題がある確率が高いとのことだ。

しかし対応した医師は、ジェイデン君の驚くべき生命力を目にしてイロンさんに「この子は奇跡の赤ちゃんだ」と話したそうだ。

父親のジョーダンさんは、生まれたばかりの愛する息子の写真をFacebookに投稿し、次のように綴った。

「帝王切開により、この子はなんとか生まれてきました! 何の心配もいりません。鼓動、血圧、そして肺の動きも素晴らしく力強いんです。」

「イロンの手術は成功し、体重369グラムという驚くほど小さなジェイデンが誕生しました。僕たちはこれから息子の様子を投稿していきますので、ぜひ皆さんもジェイデンのために祈っていてください。」

一方でイロンさんは、現在も病院の保育器の中で成長しているジェイデン君に「あなたを誇りに思うわ」などと毎日話しかけているという。

ちなみに男の子の超低出生体重児で世界最小となるのは、昨年8月に日本で誕生した体重268グラムの赤ちゃんだ。この子は母親が妊娠24週の時に誕生し、約5か月後の今年2月には3238グラムまで成長、合併症もなく元気に退院している。

画像は『Jordan Morrow 2019年7月11日付Facebook「After an emergency C-Section.. HE MADE IT!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

1 2