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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】幸せの象徴“被膜児”が誕生 8万人に1人のレアケースに助産師も「初めて見た」(英)<動画あり>

テオさんの運転で「オームスカーク病院(Ormskirk Hospital)」へ向かい、予定していた水中出産を行うために専用のプールへ入った。

「破水はありませんでしたね。陣痛が始まっても破水がないというのは非常に珍しいことだと思います。赤ちゃんが生まれた時は、まるで水風船に包まれているようでした。」

「水中出産だったので卵膜の袋がそのまま水中に出てきて、繭のようにも見えましたよ。抱き上げられた時に膜が破れ、そこでリオが生まれたのです。」

とても珍しい事例に日々赤ちゃんを取り上げている助産師も「初めて見た」と目を丸くしていたそうで、ジェニファーさんは「その場にいた助産師さんたちは、『これはすごいことだ』と言って驚いていましたね。あまりに珍しいことなので、多くの人は実際に見たことがないんですよ」と話す。

被膜児が幸運の象徴と言われる所以かジェニファーさんは合併症もなく、痛み止めも必要がないほど安産だったそうだ。

ジェニファーさんは「みんなが『すごいよ』『ラッキーだね』と声をかけてくれることに加え、私たちにとって初めての子どもだったので、今回の出産をより神秘的なものとして感じられます。本当に嬉しいです」と喜びのコメントを残している。

リオ君の誕生を喜ぶジェニファーさんとテオさん(画像は『Liverpool Echo 2021年12月21日付「New mum speechless after son’s rare ‘mermaid birth’」(Image: Jennifer Petrie)』のスクリーンショット)

なお珍しい被膜児だが、先月26日にブラジルでも被膜児が誕生して話題を呼んでいた。母親のロサンジェラ・マリア・ソウザ・ソアレスさん(Rosangela Maria Sousa Soares)が出産した双子のうち、1人が被膜児の状態で誕生した。こちらのケースでは当時の映像で、赤ちゃんが卵膜から腕を伸ばして誕生する姿が収められていた。

画像は『Liverpool Echo 2021年12月21日付「New mum speechless after son’s rare ‘mermaid birth’」(Image: Jennifer Petrie)』『The Mirror 2021年12月14日付「Magical moment baby born still inside amniotic sac breaks free by punching her way out」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

ブラジルのケースでは赤ちゃんが腕を伸ばして膜の中から出てきた(画像は『The Mirror 2021年12月14日付「Magical moment baby born still inside amniotic sac breaks free by punching her way out」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット)

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