このほど50歳男性の腎臓から、結石を156個も取り出したという驚きのニュースがインドより届いた。腎臓結石は2年かけて蓄積されたとみられ、その数に担当医も「国内で最多記録でしょう」と語っている。『The Sun』などが伝えた。
急激な激しい痛みを感じてインド南部のテランガーナ州ハイデラバードにある病院「Preeti Urology and Kidney Hospital」に駆け込んだのは、バサブラージ・マディウェイラーさん(Basavaraj Madiwalar、50)だ。担当医が検査を行ったところ、バサブラージさんの腎臓に多くの結石があることが判明した。
レントゲン写真を確認すると、豆型の腎臓の形がはっきりと分かるほど結石が詰まっていた。さらにバサブラージさんには、尿路に近い位置にあるはずの腎臓が腹部に近い場所にあるレアケースであることが確認されたという。
同病院に勤めるV・チャンドラ・モーハン医師(V Chandra Mohan)は「バサブラージさんの状態を考慮し、腹腔鏡や内視鏡を使って結石を取り出すことにしました」と当時を振り返った。
腎臓が通常の場所からずれていたため手術は難しいものになり、さらに結石の数も多かったため手術は3時間もかかったそうだ。レントゲン写真により相当数の結石が存在することは分かっていたが、