トルコに住む20歳の女性が、2年前に顔に酸をかけられた元カレと今月初めに結婚していたことが明らかになった。女性は肉体的、精神的にかなりの苦痛を味わってきたにもかかわらず、釈放した男からのプロポーズを受け入れたのだった。『New York Post』などが伝え、物議を醸している。
トルコに住むバーフィン・オゼックさん(Berfin Ozek、20)は2019年、元カレのカシム・オザン・セルティック(Casim Ozan Celtik、23)によって酸をかけられ、顔や体の一部に火傷を負い、片目の視力の70%を失った。
カシムはバーフィンさんから別れを切り出されて逆上し、「俺がおまえと付き合うことができないのなら、誰もできないぞ」と言って犯行に及び、バーフィンさんが警察に通報したことで逮捕された。
この攻撃で顔が変貌、想像を絶するような痛みと闘っていたバーフィンさんだが、カシムは謝罪し「愛している」「どうか赦して欲しい」と次々とメールを送り付け、バーフィンさんは一度は告訴を取り下げた。
当時バーフィンさんは「カシムと私は何度も手紙をやり取りし、私は自分をカシムに捧げることにしました。私は彼を愛していますし、彼も私のことをとても愛してくれています」と説明、しかしカシムはSNSでこき下ろされ、バーフィンさんは「私が間違っていた」と告訴取り下げを撤回した。
カシムはハタイ県イスケンデルン地区の裁判所で懲役13年半の有罪判決を受けて刑に服していたが、