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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】手に負えない“問題児”だった野良犬、救助犬の訓練で才能開花 ハンドラーも「相応しいと95%確信」(英)<動画あり>

救助犬としてのトレーニングを開始するとその才能が開花し始めた。

「ベイリーを迎えてから3日目で、ベイリーこそ新しい救助犬として相応しいと95%確信しました。車庫にいた時、棚の上にあったラグビーボールを取ることができるまでベイリーは諦めなかったんです。このような強い決意が救助犬には必要なのです。」

グラハムさんのお墨付きを得て、ベイリーは7日間にわたる救助犬の正式なトレーニングを受けることになった。トレーニング中には国や警察の審査員が厳しく目を光らせていたが、ベイリーは存分に捜索・救助活動の才能を発揮した。

「瓦礫の中に隠したテニスボールを、怖がることなく探すことができるかという訓練を行いました。ベイリーの動きはこれまで見た中で最も探索犬として自然なものでした。まるで山に棲むヤギのようでしたよ! 何事にも動じず、恐怖心もありませんでした。」

見事な動きを見せたベイリーには、関係者から「もしこの犬のクローンを作ることができるのなら、全ての問題が解決するだろうね」と絶賛の声があがったという。

施設にいた時とは打って変わって訓練をキビキビとこなすベイリー(画像は『The Mirror 2021年11月25日付「Stray Labrador deemed “rude and stubborn” becomes expert fire service search dog」』のスクリーンショット)

現在生後18か月のベイリーは、活躍中のコッカー・スパニエル“ジャーヴィス(Jarvis、8)”が引退した後を継ぐ救助犬としてトレーニングを続けている。通常は救助犬のトレーニングに1年半~3年ほどかかると言われるが、ベイリーは早ければ来年4月には本格的に救助活動に参加するそうだ。

ベイリーを保護していたドッグ・トラストのスタッフで福祉政策コーディネーターを務めるルイーズ・クロフォードさん(Louise Crawford)は「ベイリーは素晴らしい仕事ぶりを発揮しており、グラハムさんに本当の家族のように愛されています。そんなベイリーに、私たちは喜びと誇りを感じています」とベイリーの活躍に笑顔を見せた。

画像は『The Mirror 2021年11月25日付「Stray Labrador deemed “rude and stubborn” becomes expert fire service search dog」(Image: ECFRS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

災害救助犬の訓練で見事な才能を見せたベイリー(画像は『The Mirror 2021年11月25日付「Stray Labrador deemed “rude and stubborn” becomes expert fire service search dog」』のスクリーンショット)

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