先月末、ブラジルのサンパウロで開催された男子テニスの「ブラジル・オープン」。注目を浴びたのは選手だけではなかったようだ。『buzzfeed.com』が伝えている。
2月25日、テニス「ブラジル・オープン」にてポルトガルのガスタン・エリアス選手とスペインのロベルト・カルバレス・バエナ選手のエキシビジョンマッチが行われた。そこで“ボールドッグ”として華やかなデビューを飾ったのは、フリーダ(Frida)、メル(Mel)、イザベル(Isabelle)、コステーラ (Costela)と名づけられた4頭の犬であった。オレンジ色のバンダナを首に巻き、選手と共に会場入り。約30分だったが、4頭はテニスコートそばに待機してコートにこぼれたボールを拾い、観衆を大いに沸かせた。
こちらの動画は実際の試合で活躍したボールドッグの様子である。全てが順調とはいかず、ボールをくわえたまま放さなかったり、ボールと遊び始めたりと愛嬌たっぷりの姿に選手も思わず苦笑い。会場は笑いに包まれた。
動物保護協会「Association of Animal Wellbeing」でトレーナーとして働くアンドレア・ベッカートさんは「4頭はサンパウロの町で捨てられさまよっているところを救助されました。施設には現在、1200頭もの犬が保護されています。どんな犬であろうとも愛情をもって訓練することでりっぱに活躍できることを皆さんに知ってもらえたら嬉しいです」と語っている。4頭は28日に行われた表彰式にも参加した。
出典:http://www.buzzfeed.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)