白血病と闘っていた6歳男児は、辛い治療のご褒美としてニワトリをプレゼントしてもらった。男児はそのニワトリをペットとして可愛がっていたが、近隣住民から「鳴き声がうるさい」と苦情が届き、ニワトリを手放さなければならなかった。悲しみに暮れる男児だったが、その話を聞いた地元の警察官が自宅で飼うと申し出たのだ。そしていつでも大好きなニワトリに会うことができることが分かった男児は、笑顔を見せたという。『9News』などが伝えた。
豪ニューサウスウェールズ州シドニー西部在住のイェプラド君(Yeprad、6)は白血病を患い、辛い化学療法に耐え入退院を繰り返していた。そんな治療を頑張るイェプラド君がご褒美としてもらったのが、雄のニワトリ“ジャクソン(Jackson)”だった。
イェプラド君は自らジャクソンの世話を行い、愛情を込めて大切に育てていた。しかしイェプラド君の住む地域は閑静な住宅街で、ジャクソンの鳴き声に悩まされる住民が騒音の苦情を自治体に申し立てた。
相次ぐ苦情に対策を迫られた自治体は「10日以内にジャクソンを別の場所へ移してください」とイェプラド君の家族に勧告した。親友とも呼べるジャクソンと一生の別れを迫られ、悲しみに暮れていたイェプラド君だったが、1人の警察官が救いの手を差し伸べた。
ある日のこと、