発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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腸の中で成虫になると血流に乗って体の様々な場所に寄生する。卵が付いた食品や水を摂取することでも感染(嚢虫症)し、酷い場合は失明したり死亡することもあるという。
頭部のCT検査で医師は、男性の脳に3つの石灰化病変を発見、「神経囊虫症」と診断した。病変は幼虫の集団が保護壁に閉じ込められた嚢胞とみられ、嚢胞が変性し幼虫が死ぬと脳に炎症と腫れが起こり、けいれん発作や精神機能障害などを起こすという。
なおこの男性のケースは今月11日付の医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に公開されている。
ちなみに2019年には中国で、加熱不十分の豚肉を食べた43歳の男性の脳や肺などから700超の寄生虫が見つかっている。男性は1か月ほど頭痛やけいれん発作の症状があったという。
画像は『BMC blog network 2016年12月1日付「HIV and pork tapeworm: Does one disease affect the other?」(Pixabay)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)