今月4日、米イエローストーン国立公園にて女性が全身の9割に大やけどを負う事故が発生した。女性は90度を超える源泉に落ちた愛犬を助けるため、自ら飛び込んだという。現在も意識不明の重体で治療を受けているが、快方に向かっているそうだ。『East Idaho News』などが伝えている。
現在病院で治療中のレイハ・スレイトンさん(Laiha Slayton、20)は、歯科助手の仕事が決まってワシントン州からオハイオ州に引っ越すべく移動中だった。
その道中にイエローストーン国立公園があり、レイハさんや一緒にいた父親ウッドロー・スレイトンさん(Woodrow Slayton、48)もこれまでに訪れたことがなかったことから立ち寄ることを決めたという。
到着したレイハさんは、愛犬でシーズーの“ラスティ(Rusty)”と“チェヴィー(Chevy)”を車から降ろすためリードを掴むと、2匹はレイハさんの足元めがけて勢いよく飛び降りた。だがその時、悲劇は起きた。
近くの小川にはそばにある間欠泉から熱湯が流れ込んでおり、それがレイハさんたちの足元に漏れていた。ラスティがその熱湯を踏んで、熱さに驚いてパニック状態となってしまった。そして混乱して走り回ったラスティは、近くの「Maiden’s Grave Spring」という源泉の湧く場所に落ちてしまったのだ。
そんなラスティの姿を見たレイハさんは、