小説家の吉本ばななさんが奈良県にある三輪明神・大神神社を仕事の打ち合わせを兼ねて訪れた際に、移動中の新幹線・のぞみで事件が起きたという。インスタグラムで犯人が逮捕されて予定にない駅で臨時停車したことを描写したところ、ハラハラしたフォロワーから「ひーご無事で何より」と反響があった。しかしそのような緊張感が漂うエピソードの一方で、吉本さんが公開した家族の写真には和んでいた。
吉本ばななさんは2018年7月にブログで「30年くらい前からずっと私は大神神社の信者…」と綴っており、このたびは8月30日にインスタグラムで「神社の会報に連載しているので、仕事の打ち合わせで行っております」と説明している。除菌ブレスレットなどウイルス感染対策を徹底して移動するよう心がけ、新幹線はグリーン車のさらに空いている号車に乗ったそうだ。大神神社までは東海道新幹線・京都駅で乗り換えてJR在来線か私鉄を使う行き方がある。
ところが感染対策に配慮して乗った新幹線のぞみで、吉本さんは「何かの犯人が逮捕され、停まらない駅で停車して連行されていった」と予想外な出来事を明かした。
なにしろ8月だけでも5日に東京発金沢行きの北陸新幹線で乗客が大声を出して飯山駅に臨時停車すれば、6日には小田急小田原線の車内で男が刃物を振り回し乗客9人が重軽傷を負う事件が起き、24日には東京メトロ白金高輪駅で男性が男から硫酸をかけられる傷害事件が発生している。
吉本さんはのぞみで事件に遭遇して、