海外発!Breaking News

writer : tinsight-hanako

【海外発!Breaking News】出産当日まで妊娠に気づかなかった女性「何かおかしいと思ったら頭が出てきた」(ニュージーランド)

自分が再び妊娠することはあり得ないと考えていた。

「15年前に長男を出産しましたが、その時もなかなか妊娠しませんでした。もともと生理不順で生理が9か月来なかったこともあります。家系的にも子供ができにくいのだと思います。私の姉には2人の子供がいますが、他のきょうだいは子供が欲しくてもなかなかできません。」

続けて「不妊は私たちの実家があるファカタネ地区でも問題になっていたようです。父は製材所で働いており、私たちはその近くのグラウンドで遊んで育ちました。製材所で使われていた化学物質が原因で地元の家族らが不妊症になっているのではないかと心配なのです」と明かした。皮肉にもカーラさんは出産の数日前、「毒物に反対する製材所労働者の会」を通してこの問題を調査する嘆願書を提出したところだった。

またカーラさんはネットボールの現役選手で、8月中旬にシーズンを終えたばかりだった。「出産の1週間前に地元のネットボール大会がありました。ロックダウンのため延期になりましたが、そうでなければ出場していたのかも知れません」と話している。

ロックダウン中、両親の住むファカタネの実家に滞在しているカーラさんは「お腹はずっと張ったままでしたが、仕事を終わらせたかったので気分が良くなるようにペパーミントティーを飲んだりビタミンをたくさん摂っていました。すると母は『お腹が張っているのにまだ食べているのね』とまるで私が妊娠しているかのようなことを言いましたが、私は本気にしなかったんです」と振り返った。

出産後、カーラさんはファカタネ病院で夜勤を終えようとしていた母親に電話をして「私が妊娠しているんじゃないかって冗談で言っていたけど、さっき赤ちゃんが産まれたの」と報告すると、突然のことに驚いた母親は「なんてことなの、カーラ…」としか言えなかったそうだ。しかしすぐに気を取り直して救急車を呼び、娘のいる自宅に戻った。

到着した救急隊員は赤ちゃんのへその緒を切り、母子ともに無事であることを確認して病院に搬送した。そして赤ちゃんとともにその日の午後に無事に退院したというカーラさんは、のちにこう語っている。

「赤ちゃんが産まれるとは思っていなかったので、家にはベビー服など何もありませんでした。しかし私たちが病院から帰って来ると必要なものは全て揃っていました。ベビーベッド、洋服、おむつなどすべて義姉が用意してくれました。」

「この話を理解できない人や受け入れられない人もいることは分かっています。しかし愛を分かち合うことには価値があります。新型コロナウイルス、ロックダウンなど疑いや恐怖でいっぱいの今、愛を与えてくれる人々の存在を思い出すことは、本当に素晴らしいことです。」

カーラさんとタマランギ君(画像は『NZ Herald 2021年9月12日付「Cryptic pregnancy: Kiwi mum had no idea she was having a baby until she saw its head」(Photo / Alan Gibson)』のスクリーンショット)

赤ちゃんはタマランギ君(Tamarangi)と名づけられ、家族や友人から多くの祝福を受けたそうだ。そんなタマランギ君は「奇跡の赤ちゃん」と呼ばれているという。

画像は『NZ Herald 2021年9月12日付「Cryptic pregnancy: Kiwi mum had no idea she was having a baby until she saw its head」(Photo / Alan Gibson)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

生後4日のタマランギ君(画像は『NZ Herald 2021年9月12日付「Cryptic pregnancy: Kiwi mum had no idea she was having a baby until she saw its head」(Photo / Alan Gibson)』のスクリーンショット)

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