妊娠を回避するために避妊薬を飲んでいたとしても、0.1%ほど妊娠の可能性があると言われている。このほどその0.1%を引き当て、妊娠から約5か月が経っていても妊娠に気がつかなかったアメリカの女性が話題となっている。予期せぬ妊娠に大きなショックを受けながらも、子どもを受け入れていったその心境の変化を『Metro』などが伝えた。
予想外に妊娠が発覚したのは、米カリフォルニア州サンディエゴ在住のジャスミン・ミラーさん(Jasmin Miller、24)だ。
ジャスミンさんは食後に満腹で大きく膨らんだお腹の写真をふざけて母親に送った際に「妊娠検査をした方がいいんじゃないの?」と冗談を言われ、軽い気持ちで薬局にて妊娠検査キットを購入した。
そして自宅で検査してみると、驚いたことに陽性の結果が出たのだ。なにかの間違いではないかと思ったジャスミンさんはその後4回ほど検査を行ったが、全て陽性だった。
「結果を見て大泣きしてしまいました。パニックになって、何をしたらいいのか分かりませんでしたよ」と当時のジャスミンさんは困惑したという。そして4日後に病院で超音波検査を受けると、妊娠19週と5日であることが確認された。
ジャスミンさんがこれほどまでに動揺したのは、避妊薬を飲んでいたので妊娠するはずがないと思い込んでいたからだ。厚生労働省のデータでは、適正に避妊薬を服用した場合でも0.1%避妊失敗の確率があると示されている。
約5か月も経っていればさすがに気づくのではと思うが、ジャスミンさんは継続して避妊薬を服用していたために生理が来ておらず、妊娠に気づくことができなかった。また排尿の回数も増えていたが尿路感染症のせいだと思い込み、お腹に激しい痛みを感じたこともあったが胃の不調のせいだなどと全ての異変を別の要因として片付けてしまっていた。お腹周りもそこまで大きくなっておらず、ズボンは8号サイズのまま変わることはなかったという。
そして肝心のお腹の子の父親は、