英ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイ(74)が、エリック・クラプトン(76)を含む反ワクチン派を「正気の沙汰じゃない」と激しく非難した。エリックは7月に声明を発表し、ワクチン接種証明書を求める会場でのパフォーマンスを拒否すると伝えていた。
英紙『The Independent』が現地時間7日、ブライアン・メイへのロングインタビューを掲載した。パンデミックや新型コロナワクチンについて語ったブライアンは、世界的ギタリストのエリック・クラプトンや英ボリス・ジョンソン首相の決断について言及した。
英ボリス・ジョンソン首相は現地時間7月19日、英国内のナイトクラブやライブ会場では新型コロナワクチン接種証明書提示を義務付けると発表した。
これに対しエリックが抗議文を発表、「差別されている観客がいるステージでは、パフォーマンスを行わない。すべての人が参加できるような準備がされない限り、ショーを中止する権利を有します」と述べ、ワクチン接種証明書の提示を求める会場でのパフォーマンスは今後一切行わない旨を伝えた。エリックはワクチン接種後に副反応に悩まされたことから、ワクチンの安全性を誇張した“プロパガンダ”を非難していた。
ブライアンはこの件について「エリックが大好きだ。僕のヒーローだよ。だが、彼は多くの点で僕とは異なる見解を持っている。彼は遊びのために動物を撃っても良いと思っている人間だから、意見の相違はある。だけど僕は彼を尊敬し続けるよ」と話し、