5日に行われた東京オリンピック・空手女子形の決勝で、スペイン代表のサンドラ・サンチェス選手(39)が金メダルを獲得した。同競技の初代女王に輝いたこの日は、サンドラと彼女のコーチを務める夫との5回目の結婚記念日という嬉しい偶然が重なった。
日本武道館で行われた空手女子形決勝で、サンドラ・サンチェス選手が日本代表の清水希容選手(27)を破り、金メダルを手にした。
日本発祥の空手は、今回の東京オリンピックで初めて正式種目として実施された。しかしパリ・オリンピック組織委員会は、競技種目から空手を除外する方針と発表している。
そのため競技の初代女王となったサンドラは「これは、とても特別なことです。だって、これが最初で最後かもしれないのだから」と述べた。
続けて大会開催がパンデミックにより多大な影響を受けたことにも言及、「昨年は多くの人々にとって非常に厳しい年でした。だからこそ、このオリンピックは特別なものとなるのです」と話した。
金メダルを獲得した5日は、サンドラと彼女のコーチを長年務めてきた夫へスース・デル・モラルさんにとって特別な日となった。偶然にもこの日は、夫妻の5回目の結婚記念日だったからだ。
サンドラは「クレイジーよ。一度に沢山のことを感じている。幸せだけど、泣きたい気分。これが現実だと信じるには、もう少し時間が必要だわ」と感激を伝え、