これらのリクエストに応えるためにリサーチを重ね、ひとつひとつ丁寧に対応した。
なおアリソンさんがネックレス1つを作るためには最低10mlの母乳が必要で、顧客には2重の袋に入れて郵送してもらう。そして届けられた母乳は鍋の中で2度沸騰させ、アリソンさん自作の母乳を保存するための特別な粉末を加える。その後は油を通さない紙の上で数日間乾燥させ、できあがった白い塊をすり鉢に入れてすりこぎ棒で細かく砕いていく。こうしてできたパウダー状の母乳をレジンと混ぜ、ジュエリーの形を作っていく。この工程はアリソンさん独自のものだ。
アリソンさんは「母乳でアクセサリーなんてゾッとする」「絶対嫌だね」などとよく言われるそうだが、「確かにそういう人の気持ちも分かるわ。でも結局は母乳。気持ち悪いなんてことない」と気にする様子はない。現在は「へその緒を保存したい」というリクエストもあがっているそうで、「フルタイムの仕事になるくらいの注文があるの。だからそれをこなすだけでも大変よ。人々は変わった物が好きだから、ビジネスは絶好調なの!」と嬉しい悲鳴をあげている。
ちなみに2016年には、世界一不快なドレスを作った女性が注目された。素材は他人の陰毛で、制作には6か月を要したという。
画像は『New York Post 2021年8月16日付「British mom makes jewelry out of her own breast milk」(Mercury Press & Media Ltd.)』『Metro 2021年8月25日付「Mum who makes jewellery from breast milk and other body parts has been inundated with orders」(Picture: Mercury Press)』『Heart Radio 2021年8月17日付「This Morning guest reveals she makes jewellery out of breastmilk」(Picture: ITV)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)