海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】自らの母乳入りブラウニーを学校のバザーに提供した母に批判殺到

「牛乳を買いに行く暇がなかった」という理由で、自分の母乳をブラウニー作りに使用し学校のバザーに持って行ったという母親。オンライン上でこの母親に批判が殺到している。『news.co.au』や『The Independent』『The Sun』など複数メディアが伝えている。

ある母親が学校のベイクセールに母乳入りのブラウニーを作り提供したことで、オンラインで論争が起こっている。

この母親(名前は明かされていない)がブラウニーを作る際、自らの母乳を使用したことを他の母親らが知り嫌悪感をむき出しにした。このことを母親は自身のFacebookアカウントにこのように綴った。

「店に牛乳を買いに行く暇がなく、自分の母乳を使ってブラウニーを作って学校のベイクセールに持って行ったの。少量だったし、母乳は栄養価値が高いからたいしたことはないと思ってやったことなんだけど、他の母親たちが私が母乳を使ったことを大げさに吹聴したの。どうしたらいいかわからない。何かアドバイスはある?」

この投稿は、7月18日に「Sanctimommy」でシェアされた。母親の身元がわからないよう一部加工し匿名で投稿されたのだが大反響となり、他の母親らからこのような批判が相次いだ。

「ちょっと、信じられない。それって犯罪レベルじゃないの!」
「血液や精液、母乳なんていうのは他人に提供する前にちゃんと検査されるもの! 母乳バンクのミルクだって、検査されてから別のママや赤ちゃんに渡されるんだから。」
「あなたの子じゃない子供たちに、あなたの体内から搾取された液体を入れてケーキを焼くなんて…サイコのすることだわ。」
「“栄養価値”なんていう言葉を使うなら、ケールとココナッツオイルでスムージーでも作れば良かったじゃないの。この投稿を見て呆れたわ。」
「それって“レモネードを作ろうと思ったけど、水がなくて店に行く暇がなかったから自分の尿を代わりに使った”っていうのと同じじゃない!」
「牛乳がなかったのならブラウニーを作らなきゃいいのよ!」

また、ある母親は「そもそもブラウニーを作るのに牛乳なんて要らないのでは?」と疑問を投げかけた。こうした批判が起こるのは無理もない。アメリカ食品医薬品局(FDA)によると、「他人の母乳を自分の子供に与える時には、健康と安全上のリスクを考慮すべき」とある。他人の母乳にはHIVなどのウイルスや違法ドラッグなどの化学汚染物質が含まれている可能性があるため「他人から提供されたり、ネット上で購入した未検査の母乳を赤ちゃんに与えるべきではない」とアドバイスしている。

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