インド東部に位置する国立公園の川で今月初旬、65歳(一部報道では70歳とも)の女性がワニに襲われた。ワニに噛まれた直後、女性はある物で反撃し九死に一生を得たという。『The New Indian Express』『The Mirror』などが伝えている。
印東部オリッサ州にあるビターカニカ国立公園の川岸で今月7日、アハリヤー・パリダさん(Ahalya Parida)が240センチ超の巨大ワニに襲われた。
アハリヤーさんはガートと呼ばれる川に通じる階段で食器や調理器具などを洗っており、「突然ワニが水中から現れて、私の脚に噛みついたんだ。とにかくショックで、大声で叫んだよ」と当時を振り返る。
しかし叫んでも助けがすぐ来ないことを誰よりもよく分かっていたアハリヤーさん。ワニの歯が脚に食い込むのを感じながら、咄嗟にあるものを掴んだという。
それはその場で洗っていた鋭利な調理器具の1つで、無我夢中で振り上げるとワニの目に突き刺した。
アハリヤーさんは「ワニはひるんで顎を緩めてね。その隙になんとか逃げ出したのよ」と述べており、まさに危機一髪だったことを明かした。
その後、アハリヤーさんは同州クルダー県ブバネーシュワルの私立病院に搬送されたものの重傷で、