英バークシャー州在住の28歳女性が、休暇で訪れたメキシコのラグーンでワニに襲われた。女性がワニに水中に引きずり込まれそうになったのを助けたのは、一緒に泳いでいた女性の双子姉妹だった。『The Sun』などが伝えている。
メキシコのオアハカ州にあるサーファータウン、プエルト・エスコンディードから約16キロ離れた「マニアルテペックラグーン(Manialtepec Lagoon)」で今月6日、メリッサ・ローリーさん(Melissa Laurie、28)が泳いでいる最中にワニに襲われた。
マニアルテペックラグーンは、夜になると生物発光プランクトンによって明るく輝くことで知られており、メリッサさんは一卵性双生児の姉妹ジョージアさん(Georgia)と一緒にガイドを伴ったボートツアーに参加していた。姉妹は「一帯は体長3メートルにもなるワニが生息していることから遊泳は危険」と聞いてはいたものの、ツアーガイドは「ワニはいないので安全だ」と強調していたという。
このたび『The Sun』のインタビューに応じた双子の父ショーンさん(Sean、63)は、事故当時の様子をこのように説明した。
「あの日、ジョージアはメリッサが助けを求めて叫ぶのを聞いたんだ。ジョージアは『メリッサ』と何度も名前を呼んで、水中も探した。でも反応がなかったんだ。そして数分後、ジョージアはメリッサが水面に顔をつけたまま浮いているのを発見したんだよ。」
「ジョージアがメリッサの腕を抱えてボートまで戻ろうとしたところ、ワニが2人を攻撃してきたんだ。それでジョージアは、ワニの頭を殴って立ち向かった。ワニに噛まれ、切り傷を負いながらもね。」
「メリッサが助かったのは、ジョージアがダイバーで救命の経験があったからだ。彼女は本当に勇敢だった。」
またメリッサさんとジョージアさんの姉であるハナさんは、