メキシコ北東部タマウリパス州の遊泳禁止の湖で今月17日、50~60代とみられる男性がワニに襲われて死亡する事故が発生した。男性がワニに襲われる様子は、たまたま湖に遊びに来ていた女性が撮影して拡散している。『The Sun』『Daily Star』などが伝えた。
メキシコのタマウリパス州タンピコにあるカルピンテロ湖(Laguna del Carpintero)で17日午後2時過ぎ、ホームレスとみられる50~60代の男性がワニに襲われた。
目撃者によると、男性は「遊泳禁止」の看板があるにもかかわらず服を脱ぎ捨て1人で湖に入り泳ぎ始めたそうで、事故の一部始終は岸から20メートルほど離れた場所にいた女性が捉えていた。
動画では、岸に向かって泳ぐ男性と右手からゆっくりと近づくワニが見て取れ、動画を撮影している女性のむなしそうな息づかいが聞こえてくる。
一方の男性は水面から首を上げてクロールをしているが、ワニが自分を狙っていることには気付いていないようだ。
しかしカメラを構える女性は気が気でない様子で、男性が襲われる瞬間に「あ!」と声をあげている。映像はクリアではないものの、ワニが男性の頭に噛みついているのが分かり、周囲からも悲鳴があがっている。
ワニはそのまま男性を水中に引きずりこんだのだろう。長い尻尾で大きく水を打ち、