米女優スカーレット・ヨハンソンが主演を務めた映画『ブラック・ウィドウ』で、契約違反としてディズニーを提訴したことが分かった。これに対しディズニーは「この訴訟は誰のメリットにもならない」とコメントを発表している。
数々のヒット作に出演してきたスカーレット・ヨハンソン(36)は、今月初めに現在の夫である米人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』の脚本家兼出演者のコリン・ジョスト(39)との子を妊娠し出産間近であると伝えられたばかりだ。
そんなスカーレットは近年、『アベンジャーズ』シリーズなどで女性スパイ“ブラック・ウィドウ”を演じ続けてきた。これまではヒーロー達を支える女性スパイとして脇役での出演だったが、主役として登場した映画『ブラック・ウィドウ』が今月より公開されている。
しかしこの映画の契約をめぐって、スカーレットが『ブラック・ウィドウ』の配給会社である米ウォルト・ディズニーを提訴した。
『ブラック・ウィドウ』は昨年に公開される予定だったがパンデミックの影響で1年ほど延期され、ようやく今月より映画館と「Disney+」でストリーミング配信された。「Disney+」で視聴するにはアプリ会員となり、月会費とは別に約3000円のプレミアチケットを購入する仕組みになっていた。
しかしスカーレットの弁護士によると、ディズニーとの契約では映画館の興行収入を基に報酬が決定することになっていたという。しかもスカーレットはストリーミング配信を許可しておらず、