イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-tina

【イタすぎるセレブ達】スカーレット・ヨハンソンの提訴にディズニーが反論「この訴訟は誰のメリットにもならない」

これは契約違反に当たると訴えた。

スカーレットの弁護士は『VARIETY』にこのように述べている。

「ディズニーが『ブラック・ウィドウ』のような映画をDisney+で配信するのは、有料会員を増やし自社の株価を上げるためなのは明白です。」
「映画の成功に関わった俳優達との契約を破ることは、権利の侵害です。私はそれを法廷で証明できることを楽しみにしています。」
「この訴訟は、ストリーミング時代における報酬のあり方に影響を与える可能性があります。また出演作が劇場で独占的に公開されないことに対して、俳優達が新たな訴訟を起こすきっかけになるかもしれません。」

これに対しディズニーは「この訴訟は誰のメリットにもならない」と次のように反論した。

「この申し立ては世界中で長引いているコロナの脅威を無情にも無視しているもので、実に悲しい。」
「プレミアチケットで『ブラック・ウィドウ』をDisney+で公開したことで、スカーレットがすでに手にしている2000万ドル(約22億円)に加えてさらに報酬をもらえる可能性は上がった。」

スカーレットはストリーミング配信の影響で映画館での興行収入が減り、自身のもらえる見込みであった報酬も下がったと話している。実際に理由は定かではないが、興行収入10億ドル超を記録した『アベンジャーズ』シリーズに対し、現時点での『ブラック・ウィドウ』の興行収入は約3.2億ドルと大幅に下回っているのだ。

ディズニーはこの申し立てを受けて、ストリーミング配信での収入をスカーレットの報酬に反映するかどうか現時点では明らかにしていない。

画像は『Black Widow 2021年4月29日付Instagram「It’s #NationalSuperHeroDay and Natasha Romanoff will always be our hero」、2021年3月24日付Instagram「Marvel Studios’ “Black Widow” is in theaters July 9 and on @DisneyPlus with Premier Access.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

映画『ブラック・ウィドウ』で主演したスカーレット(画像は『Black Widow 2021年3月24日付Instagram「Marvel Studios’ “Black Widow” is in theaters July 9 and on @DisneyPlus with Premier Access.」』のスクリーンショット)

1 2