女性の美に対する行き過ぎた執着は犯罪に発展してしまうこともあるようだ。このほどアメリカで、銀行強盗を働いたトランスジェンダーの女に有罪判決が下された。女は奪った現金で美容整形手術を受けていたことが分かっている。『New York Post』『NBC2 News』などが伝えた。
米ミシシッピ州ハリソン郡ガルフポートの裁判所で現地時間12日、アラバマ州出身のアイコニック・フェス(Iconic Facce)が銀行強盗を働いたことで懲役15年の有罪判決が下った。
アイコニックが銀行を襲ったのは2021年3月22日のこと。ガルフポートにあるバンコープサウス銀行にやって来たアイコニックは、銀行の金銭出納係に窓越しから「1分以内に金を渡せ。余計なことをすれば死ぬことになる」と書いたメモを見せた。この時、アイコニックが武器を所持している様子はなかったそうだ。
出納係は密かに緊急非常アラームを作動させたが、アイコニックはその場から逃走した。のちに銀行の近くで乗り捨てられた車からアイコニックの手掛かりを見つけた警察は、同月30日にメキシコから帰国したアイコニックを空港で拘束して逮捕した。
当時のアイコニックのマグショット(逮捕後に撮影される写真)には、メキシコで美容整形手術を受けたことをうかがわせるサージカルテープが鼻の周りに貼られていた。警察は銀行から奪った現金で美容整形手術を受けたものと見ている。
実はアイコニックが銀行強盗を働いたのは、