このほどアイルランドの大統領が、同国出身の俳優が亡くなったことを偲んで会見を開いた。ところが会見中の大統領の手を甘噛みしている子犬が捉えられており、国民の関心は子犬に集中してしまったようだ。『Dublin Live』『Irish Mirror』などが伝えている。
アイルランドの公共放送「RTÉ News」が、同国出身の俳優トム・ヒッキー氏が今月1日に77歳で亡くなったことについてマイケル・D・ヒギンズ大統領(Michael D. Higgins)にインタビューを行った。
会見は大統領官邸の庭で行われ、ヒギンズ大統領は神妙な面持ちで亡くなったヒッキー氏に哀悼を述べていた。そんな中、なぜかヒギンズ大統領の足元には生後6か月のバーニーズ・マウンテン・ドッグ“ミスニーチ(Misneach)”が座っていた。
ミスニーチは会見中にもかかわらず、ヒギンズ大統領の手を甘噛みし始めた。大統領も甘噛みされたままで会見を続け、時にはミスニーチの頭を軽く撫でてあげる様子も見られた。
この時テレビカメラはヒギンズ大統領の上半身のみを撮影していたため、ミスニーチがいたずらしている様子はカメラのフレームに入っていなかったようだ。ところが政府関係者によりこの愛嬌たっぷりのミスニーチの動画がSNSに投稿されると一躍注目を集め、